<第
17回試聴会>
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<会場ホール>
TUBE持寄り試聴会
@豊橋市「西川芸能練習場」 (当会場9回目)を開催しました。 5月の安城市に引続き、
今回もマスクフリーでの 通常開催となりました。 計14名の方にご参加頂きました。 <ホール概要> |
会場イメージ 板張り床とひな壇、今では懐かしくノスタルジックな 雰囲気を持つ素晴らしい会場です。 |
試聴アンプ準備 午後からの試聴用アンプ準備中の様子。 苦労話などアンプ談義が弾みます。 |
ソース群 光アナログ、SACDとPCデジタル どんなソースにも対応する機器が並びます。 |
光カートリッジ 今回もアナログは光です。理屈ではデジタルが 優れますが, 音は数値を超えた魅力を感じます。 |
10:00〜思い出の曲等をコンサート試聴し
ました 電気少年からオーディオ沼にハマる経緯、 人生の思い出とその記憶の中の曲を紹介いただきました。 |
3WAYマルチアンプシステム
低域は6550、中域は16LU8、高域は6G-A4のCSPPです。 広い会場ですが余裕の駆動力です。 |
懐かしい曲とオーディオ
6BM8シングルとフルレンジから始まり、途中アマ無線を経て 沼にはまって行ったそうです。FM放送で聞いていた青春の ジェットストリーム(城 達也)が懐かしい。 |
神谷さんとオーディオ
アメリカ駐在時代に入手されたアルテック バレンシアで クラシックを聴かれているそうです。キットの845シングル 製作を通じ球アンプに関わりを持たれたそうです。 |
午後のスケジュール アンプ5台の製作発表の他、 原田氏による鉄道系の出版ご紹介、前 川氏による Arito'Audio Lab今後製品展開をご紹介いただきました。 |
巨大なスライダック
電源電圧降下に敏感なア ンプに備え 巨大スライダックが用意されていま した。 余裕で全アンプを賄えそうなサイズ感! |
最初は水野さんのKT88シングル あーこれは良い、多極管のシングルとは思えない バランスよい音、女性ボーカルが艶っぽく雰囲気たっぷり。 オートバイアスなのか定電流に似た高解像な音。 |
説
明する水野さん
旧作アンプを解体、シャーシ天板・縦横を入れ替え 縦長仕様に作り替えたそうです。前川さん開発のオート バイアス回路を組込み、動作を安定化しているそうです。 |
2番目は中山さんの半導体サークロトロン 春試聴会のリベンジ出品です。スティービーワンダー が 切れ味良く響き半導体ながら球のような空気感を持つ ハイブリッド的音質。照明VUメーターはやはり楽しい! |
説明する中山さん A級動作のため回転数制御の巨大ファンを搭載。 熱によるバイアス変動抑制に苦労したが未だ不十分で 安定性に欠けるそうです。良い音で鳴っていました。 |
3番目は今川さんの16LU8 CSPP トラレスカラーTV垂直用CPTを用いた CSPPアンプ。 レンジが広く低歪で特に中高域の伸びが美しい。 ドライバーチョークは使われていませんが艶やかな音質。 |
説明中の今川さん Arito'Audio Lab製の新型OPT発売を機に 昔仕事で馴染みがあった懐かしい球を電源・ドライブ・ バイアスサーボ等を工夫して仕立てられたそうです。 |
豊橋産次郎柿と梨の差入れ 他に原田さんお手
製スイートポテトもご提供頂きました。
今回もありがとうございます! 晩秋の梨・柿は最高の贅沢ですが、メタボ注意! |
球・トランス・回路談義 休憩時間はアンプ製作の苦労話などで盛り上がります。 Arito'Audio LabのOPTは帯域が広く、高域の山谷も無く NFB調整が楽〜等々。 |
<後方から見た会場
の様子>
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後半最初は原田さんの本紹介 「電車だけが鉄道車両ではない!」。 鉄 オタ原田さんが経験・知識凝縮の書を刊行されました。 EF電機機関車に隠れるDDディーゼル車をスポット。 |
本の内容を説明する原田さん
(ペンネーム原 正) 鉄道車両の ディーゼル機関・変速機製造会社に入社後 自家発電設備の設計を通じドイツMAN、MTU等のエンジン ・周辺機構の開発に関与されたそうです。 |
4番目は加藤さんの2A3 2種・6FM7との比較試聴 SILVANIAとRCA製2A3をプッシュプルアンプで比較試聴。 そ の後近代管6FM7プッシュプルとの比較を行いました。 銘 柄違い古典直熱三極管と近代傍熱管の比較です。 |
4番目は加藤さんの2A3比較試聴 SILVANIA(2 枚P) とRCA(2 段P) 比較では 殆ど差異なしが大勢、古 典管VS近代管は五分五分でした。 2A3はブランドによる有意差無しが結論です。 |
5番目は前川さんのV-FETサークロトロン
今ではビンテージなSONY製V-FETとカスポン管を 組み合わせたサークロトロン。OTLならではのパワーと クリアなスピード感に加え臨場感溢れる音質。VUもイイ! |
説明中の前川さん 三極管近似特性の V-FETを譲っていただいた
ことから製作されたハイブリッド・サークロトロンで 温度補償不完全なため今後更に煮詰められるそうです。 |
Arito'Audio
Lab製品使用アンプ事例 |
「Arito'Audio Lab」について 従来通常品に加え特注品拡大を計画されているそうです。 30W級の偏向管用独立UL巻線仕様、 多極管向けカソードフォロワー仕様等を計画中で モニターを募集されるそうです。 その他 基本製品を基にした二次極性、コア材・コア組み等の 仕様変更品も特注で製作いただけるそうです。 |