<第
15回試聴会>
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<会場ホール>
TUBE持寄り試聴会
@豊橋市「西川芸能練習場」 (当会場6回目)を開催しました。 5月の安城市に引続き、
恒例の豊橋試聴会をマスク着用と 換気に心掛けつつ開催としました。 計14名の方にご参加頂きました。 <会場周辺環境> |
会場イメージ 板張り床とひな壇、学校体育館の様な会場です。 ちょっとノスタルジックで温かな印象です。 |
スピーカーシステム群 JBL38cm 3Wayシステム(トランスATT)と Mark Audio 5cmフルレンジTLS |
ソース群 球と半導体プリ、アナログ、SACDとPCデジタル 等など!!なんでもあり!! |
充実のアナログ レコードプレーヤーは2台体制、 今回は光とMM型カートリッジで試聴します。 |
最初に耳慣らしと光イコライザーアンプ2種を比較試聴 PC/DACによる音楽鑑賞後に光アナログを試聴しました。 光カートリッジは極低域まで伸びるためローカット フィルターと電源が重要で音質を左右するそうです。 |
2種イコライザーの違いを説明する今川さん
思想が異なる2機種について説明する今川さん。 低域を伸ばすと力感が向上するがレコード盤の 反りを拾うのでさじ加減が難しいそうです。 |
光イコライザー等のアナログ機器
真空管式光カートリッジ用イコライザー、 半導体式プリ、切り替えスイッチなど。 プレーヤーはご存知DENON(デンオン!) DP-3000等。 |
アンケート
アンケート用紙を配布し好みを 調査する試みを行いました。 何れも甲乙つけがたいハイレベル、好みの差でした。 |
試聴アンプは今川さんの6550 CSPP
モノ2台で対称配置の豪快な大型アンプです。 染谷のCSPP用OPTにドライバーチョークの組合せ。 シャーシも自作。 天板と木枠のコントラストが美しい! |
アンプを説明する今川さん
ドライバー段にプレートチョークを用いることで ブートストラップレスで大型管をドライブしています。 非常に完成度が高い音質で出力も約40Wと強力です。 |
2番めは水野さんのプリアンプ2種 SP用アッテネータートランスの音に魅せられ、 小音量時の音痩せ改善を目的にプリアンプにも ATTトランス搭載されたそうです。 |
水野さんのプリアンプ。
上段はATTトランス搭載真空管式でNFTC付き、 下段は金田式。 球式は重厚滑らかで聴きやすい音。 半導体DCはワイドレンジでエネルギッシュな印象。 |
3番目は廉価カートリッジの紹介 今川さんよりヘッドシェル付きで2万円以下かつ音質も 十分な現行版MMカートリッジを紹介いただきました。 廉価ですが針は0.3×0.7ミル(懐しい!)楕円ダイヤです。 |
中電製カートリッジを説明する今川さん
友人からの紹介でこの製品を知ったそうです。 高域までしっかり伸びておりMMらしくパンチが効いた音も 魅力的。 出力電圧7.5mVで使い易く気になる製品です。 |
豊橋産の梨と次郎柿のサービス 他に原田さんお手
製クッキーもご提供頂きました。
今回も実に美味しい!何時もありがとうございます! 晩秋の梨・柿は最高の贅沢ですが、カロリーに汗! |
アンプ・スピーカー談義 休憩時間はアンプ・スピーカー談義の花が咲きます。 スピーカーもアンプも抵抗アッテネータは絞ったときに 音痩せするネー、やっぱりトランス式は良いな〜。 |
<後方から見た会場の様子>
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5番目は加藤さんの300B/PX25兼用シングル 300BとPX25を兼用できるシングルアンプです。 UX/UFソケット切り替え機構を内蔵、バイアス・ヒータ 電圧も連動し自動切換え、シャーシは自作です。 |
ソケット切り替え機構を説明する加藤さん 前日夜配線完了し、ぎりぎり間に合ったアンプで 前回安城試聴会に出品された300Bシングルに刺激を受け 秘蔵している球とトランスを集約して製作したそうです。 |
6番目は前川さんの6LU8 CSPP
当初300Bを出品予定だったそうですが、手違いにより 急遽本機に変更されたそうです。コンパクトシャーシに 球(CPT)がバランス良く配置された美しいアンプ。 |
説明中の前川さん 出力トランスのコアはオリエントが高性能で人気だが、
音質面ではハイライトが軽快で明るい音になる そうです。 東岸的爽やかな音と感じました。 |
「Arito'Audio Lab」について 事業を始めて3年目で数百個生産販売されたそうです。 サンプル貸出し、特注品も賜っていただけるそうです。 通常製品の販売は主にヤフオクですが、 基本製品を基に二次極性、コア材・コア組み等を変更する 派生品等はメール・掲示板等で相談いただけるそうです。 |
7番目は中山さんの6BM8超三V2
前回試聴会で突然不調となり試聴できなかったアンプの リベンジです。難しいV2ですが、今回は問題なく村治佳織 のギターがバランス良く滑らかに響きました。 |
説明中の中山
さん
超三V2はV1より内部抵抗が低くDFがV1の倍程度 確保できるそうです。約1Wのアンプですが15吋SPを 余裕で駆動です。ドンシャリ感はV1より控えめ? |
8番目も中山さんの6/12V6 CSPP シャーシは自作で梨の丸太を製材し木枠・ツマミを作成、
OPTもお手製の正にハンドメイドアンプ!クォード型回路 にパラ巻線C結合型CSPPです。 力強く臨場感ある音。 |
9番目も中山さんの
Mark Audio 5cm TLS(背面) Trancemisson Line方式の小口径システムです。
1/4波長の気柱共振で低域が拡張されるそうです。 5cmとは思えない低域の伸びと高忠実度を持つ音。 |