おこしもの おこしものは、お餅やお団子の様な、もっちりした素朴な味のお菓子です
米の粉を熱湯でこね、鯛などの形をした木型に入れて形を付け蒸したものです
おこしものという名前は、木型からおこして作る「起こす」から、
木型に押し付けてかたどるので「おしもの」から来たのではと言われています
作り方も、米粉のかわりに上新粉を使ったり、
生地に色をつける方法以外に、型から出した後、はけを使って色をつけるなどいろいろあります |
●木型
木型もおめでたい、おひなさま、鯛、うちでの小槌、やっこさん、だるま・・・
などいろいろな種類があります |
●食べ方
・つくりたて ・蒸したて 醤油に砂糖を入れた、砂糖醤油をつけて食べます ・飾った後 固くなったものはお餅の様に、網の上で両面こんがり焼きます オーブントースターで焼いてもいいですよ蒸し立てと一緒で、砂糖醤油をつけて食べます |
■ おこしものをつくろう
蒸し立てがおいしい、お米の素朴なお菓子です。
ぜひ作ってみてね。
正式には木型を使いますが、家庭でお子さんと作るときは
粘土のように自分の手で形を作ったり、クッキーの型で抜いても良いと思います
●材料
・米粉(上新粉でつくるところもあるようですね)
・食紅 赤・黄・緑少し(色付け用)
・熱湯
・木型
・木じゃく
・蒸し器
●作り方
色の付け方に、色生地をつくり一緒に木型に入れる方法と、
蒸しあがった後、はけで塗り付ける方法があります
▽ 練る
1 米粉 をボールに入れます(食べる量ぐらいを適当に)
生地の硬さを調節するためと、打ち粉用に少し残しておくと良いです |
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2 熱湯をそそぎ、木じゃく箸等で良く混ぜます
一度に入れすぎると、生地がベチャベチャになります
混ぜながら様子を見て、少しずつ加えていくと良いですよ
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3 ある程度、水分がいきわたったら、手でこねます
チョット熱いけれど、力を入れて練って練って練りましょう
おばあちゃんイワク 練れば練るほど美味しくなるよ
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4 こねている時、手にベチャベチャくっついてこないくらい、耳たぶくらいの柔らかさに調節してね ベチャベチャ手にくっついてくる様なら、最初に少し残した米粉を加えて練りなおしましょう 生地の完成 |
▽ 色生地づくり
「練る」で作った生地を少し取り、食紅をちょっとだけ付け練りこめます
パステルの薄い色がついたら、色生地のできあがり 三種類の赤、緑、黄生地を少しだけつくります |
1 木型に米粉で打ち粉をします | |
2 色生地3色を、各色少しだけ取り、木型の中へ入れます | |
3 木型に入る量より少し多めに、白い生地を手に取り、さらにこねます
木型の中の色生地の上に、この白生地を乗せ押します
おばあちゃんイワク 木型の真中部分が全体より少し厚めだとおいしい
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4 木型から生地をはがします まな板の上で3を裏返して型のかどでまな板をカンカンたたいて取ります |
子供と一緒にやるときは、粘土のように、いろいろ手で作ってみてね
ラップを敷いた上に、平たく押し付け伸ばしクッキー型で抜いてもいいね
▽ 蒸す
蒸し器の水を沸騰させ、蒸気を立てておき
蒸し器の中に生地を入れ、20分ぐらい蒸します
生地が、少し透明になったらできあがり
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蒸した後で色づけする場合は、少し冷めてから、はけに食紅を少しつけ、 塗ってね