ヤナーチェクのオペラ
作曲家ヤナーチェクについて
ヤナーチェク本ともいうべき書籍を少なくとも1つは本屋で見かけたことがありまし、WEB上でも良質で網羅的なサイトもあります。物好きなだけの素人としては、一気に独断CD評に入るべきなのかもしれませんが、日本ではまだまだメジャーとは言い切れないヤナーチェクなので、LP/CD解説の類で寄せ集めた知識から略歴とオペラ以外の作品を紹介します。
イエヌーファ
オペラ第3作であり、ヤナーチェクの出世作になりました。
運命
オペラ第4作です。第1作「シャールカ」、第2作「物語のはじまり」と共に楽譜は未出版のはずですが、録音は幾つかあるようです。
ブロウチェク氏の旅行
オペラ第5作。旅行といっても、その行き先は第一部が月の世界、第二部が宗教改革に燃える15世紀のチェコ、というSFものです。
カーチャ・カバノヴァー
オペラ第6作。原作はロシアの劇作家オストロフスキーの戯曲「嵐」。
利口な女狐の物語
オペラ第7作。おそらくヤナーチェクの最有名オペラ。
マクロプーロス事件
オペラ第8作。かのチャペク(「ロボット」を造語したチェコの作家)原作のSFもの。
死者の家から
第9作最後のオペラにして最後の作品。ドストエフスキーの「死の家の記録」を原作とする、ヤナーチェクの最高傑作。