LinkStation v2.30改造の記録
■改造の手順
1.Linuxマシンを作る
2.HD-HLAN交換用IDE-HDDのパーティションを作る
3.Telnetに必要なファイルをネットから集める
4.LinkStationから元のHDDを取り出す
5.元のHDDのバックアップを取る
6.HD-HLAN交換用IDE-HDDにリストア(復元)する
7.HD-HLAN交換用IDE-HDDにTelnetを入れる
8.LinkStationにHD-HLAN交換用IDE-HDDを入れる
9.Telnetサーバを入れる
10.Webサーバを設定する
■Linuxマシンを作る
新しいPCを購入するのはもったいないので、現在使用しているWindows(XP,Vista)のPCのHDDを取り出して、LinuxをインストールするHDDに入れ換えます。(捨てるような古いHDDでOK。私は8.4GBのものを使用しました)
代表的なLinuxディストリビューションとして Debian GNU/Linux、Mandriva Linux、Red Hat Enterprise Linux、Slackware、SUSE LINUX 等があります。
私は「RedHat Linux9でサーバ構築入門」というCD-ROM付の本が家にあったので、RedHat9をインストールしました。インストールの種類は「パーソナルディスクトップ」にしました。
インストールはそれぞれのLinuxに応じて適当にインストールしてください。
■HD-HLAN交換用IDE-HDDのパーティションを作る
LinuxマシンにUSB-IDEの変換ケーブルを利用して、LinkStation用新HDDを接続します。
自動的に認識して、システムツール、ハードウェアブラウザで確認すると、/dev/sda になっています。
システムツール、ターミナルでパーティションを作成します。
# fdisk /dev/sda
:p 領域を確認します
:d 領域を全て削除します
:n 領域を新たに作ります
:p 基本領域
:1 領域番号
:1 最初シリンダ
:+1024M 領域1に1GBを割り当てる sda1
:n 領域を新たに作ります
:p 基本領域
:2 領域番号
:126 最初シリンダ
:+256M 領域2に256MBを割り当てる sda2
:n 領域を新たに作ります
:p 基本領域
:3 領域番号
:158 最初シリンダ
:7297 領域3に残りすべてを割り当てる sda3
:t 領域sda2のシステムIDを変えてスワップにする
:2 領域番号
:82 Linux スワップ
:w 変更をディスクに書き込み終了する
こんな感じになればOK
参考資料
RedHat9のインストールCD-ROMのDisk Druidで見た元のHDDのパーティション(下の部分(IDE接続したとき))
RedHat9で見た元のHDDのパーティション(下の部分(IDE接続したとき))